ウクライナの歌姫、ナターシャ・グジーさんがチェルノブイリ原発事故当時の体験を切々と語ります。
「事故が起こったのは夜中だったにでほとんどの人たちは、そんな大きな事故だとは知りませんでした。そのため、次の日は普通に生活していました。
子供たちは学校に行き、お母さんも小さな子供たちと一日中外で遊んでました。
そして一日中目に見えない放射能を浴びていました。
事故の事実を知らされたのは、その次の日でした。
『大したことは起きてません、でも念のために避難して下さい。
3日で帰れます。荷物を持たない避難して下さい』と。
でも、3日経っても、一ヶ月経っても、20年経っても、その町に戻る事は有りませんでした。もう二度と我が家へ帰ることは出来ませんでした。
かつて命が輝いた町は、死の町になってしました。
あの恐ろしい事故でなくしたのは故郷だけではありません。
たくさんの人が亡くなりました。
友達もたくさんなくなりました。今、生き残った女性たちが母になり生んだ赤ちゃんたちにも異常があります。。。」
そして、最後に、
「チェルノブイリの悲劇を忘れないでください、同じ過ちを繰り返さないで下さい」と訴えます。
でも、彼女の願いもむなしく、今また、原発の大事故が起きてしまいました。
しかも、日本で。
歌を聴き、話を聞き、涙が止まりません。。。
ウクライナ美女が"千と千尋〜"主題歌を熱唱
Nataliya Gudziy sings "Spirited Away"
ウクライナの歌姫ナターシャ・グジーさんの公式ホームページ
http://www.office-zirka.com/
福島第一原発事故後のメッセージ
「子供たちを安心できるところへ避難させて!」
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