ドイツ気象庁による福島第一原発からの放射能(放射性物質)拡散予測データが、最新のものに更新されています。(下の方にあります)
ご参考までに。
どうか、良いほうに、はずれますように。
でも、万一に備え、該当地域の方々、どうか万全の対策を。
今日は、このニュースから;
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00000603-yom-soci
都の下水処理施設で高放射線量…避難区域に匹敵
読売新聞 6月8日(水)14時33分配信
東京都大田区の下水処理施設内の空気中から、毎時約2・7マイクロ・シーベルトの放射線量が検出されていたことが、都の調査で分かった。 (以下略)
これに関して、小出先生がお話されています。
一部、要約;
2・7マイクロ・シーベルトの放射線量は、通常の50倍。空気中の放射性物質は下水に流れ込んでくる。下水処理場の汚泥の放射性物質は濃縮されているから線量も高くなる。これから全国あちこちで出てくる。関西でも出てくる恐れがある。2.7マイクロ・シーベルトは、放射線管理区域としての手続きが必要なレベルで、公表しないのはおかしい。作業員の被曝量も知りえない。今後どうするか方針を出して頂きたい。
汚泥は、もともと8割がセメントや肥料になる。すでに例えばセメントとして出荷され、そのセメントで作られたビルでは、放射線が出続ける。。。(以下略)
【福島原発】6/8/水★汚泥から相次いで放射性物質を検出
ひどいことになってきました。
すでに、大気汚染、土壌汚染、海洋汚染が進行しつつある中で、今度は東京の高濃度放射能汚染汚泥問題。汚染がひどい地域での汚泥問題はすでに出ていましたが、まさか、避難区域でもない、福島第一原発から約230キロも離れた都内でもここまでの高濃度汚染が起きてしまうなんて。。
一刻も早く、その他の東京都内はじめ全国の下水処理施設の放射性物質の濃度と線量をはかり、危険な汚泥の出荷を差し止め、出荷先を調査し、対策を講じてもらいたいと思います。
このままでは日本全国が放射能まみれになってしまいます。
隠蔽は東電だけでこりごり。
そして、同時に懸念されるのが、作業員の方々の被曝です。何も知らされず、防護服もなしで、高濃度汚染域で長時間お仕事をされていたのではないかと思います。
大事なければいいのですが。。。
「原発・放射能」関連全記事は、左下記事カテゴリーからどうぞ。
「原発」
今日も深刻な事態が続いている福島第一原発。
高濃度の放射性物質の大気放出と、汚染水の垂れ流しも相変わらず続いています。
今日も、いざと言う時の為に、「準備おさおさ怠り無く」!
各自、日々刻々、データの監視と、風向きチェックは必須のようです。
テレビでは、一切報道しませんから。しても、その時すでに遅く。。
(★もしかしたら、報道するかも。東電の広告費が削減されそうですから。金の切れ目が縁の切れ目かな。5/14)
★累積被曝量(内部+外部)も要チェック!
以下、ドイツ気象庁HP http://www.dwd.de/ より。
ドイツ気象局の放射性物質拡散予想図(6月8日0時UTC更新)の解説より
上図:日本時間6月10日(金曜)朝の相対濃度予想
6月10日は、ほぼ昨日の予想通りです。
福島原発から放出される放射性粒子は、東北、北海道へと飛散しそうです。
福島から、新潟、山形、宮城、岩手、秋田、青森及び北海道全域となります。
何かあった場合の高濃度域は、福島と宮城(仙台あたりまで)の太平洋沿岸沿い地域となり、中濃度域は、福島、宮城、岩手南部あたりとなります。
また、飛散予想域の北海道、東北地方では、大陸からの低気圧の接近により雨が予想され、放射性粒子が洗い落とされる恐れがあります。
6月10日の放射能拡散予測
中図:日本時間6月11日(土曜)朝の相対濃度予想
6月11日は、10日と同じような予想図となりますが、やや西風が強まりそうです。
福島原発から放出される放射性粒子は、東北、北海道へと飛散しそうです。
福島から、新潟、山形、宮城、岩手、秋田及び北海道の道南を省く全域となります。
何かあった場合の高濃度域は、福島と宮城の太平洋沿岸沿い地域となり、中濃度域は、福島、宮城、岩手の太平洋沿岸地域及び、北海道の道東となりそうです。
また、飛散予想域の北海道、東北地方では、引き続き低気圧の影響により雨が予想され、放射性粒子が洗い落とされる恐れがあります。
6月11日の放射能拡散予測
6時間単位の変化図(下図をクリックして下さい)で福島第一発電所から出る放射性物質を含む大気の、高さ250mにおける3日間の拡散を示します。
6月8日〜6月11日までの放射能拡散シュミレーション
【重要な注意事項】漏洩物質の濃度はわかっていませんので、図示した区域は未知の濃度の漏洩源から相対的に分散・希釈した範囲としてのみ解釈して下さい。
各地の実際の放射線量はこの図からは算出できません。
★福島原発付近及び各地の詳細な気象データ、風向きに関しては、気象庁等のHPでご確認を。
---以下、放射能・原発関連リンク---
ふくいちライブカメラ(5月31日10:00より)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
JNN 福島第一原発ライブカメラ(Live)youtube
各地のガイガーカウンター・リアルタイム放射線測定一覧(ustream.tv)
福島第一原発周辺の風向きマップ
リアルタイムアメダス風向・風速マップ
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University
武田邦彦先生(中部大学)
今回の福島原発事故に関して、ほぼ毎日のように、わかりやすく情報を発信して下さっています。
ありがたいです。
京都大学原子炉実験所・小出裕章先生のデータ
3月15日東京を襲った「見えない雲」
放射能汚染地図(マップ)文部科学省
福島第1原子力発電所(特定条件 WSPEEDI)[平成23年3月25日(金曜日) (PDF:594KB)
ヨウ素131の表面沈着量(平成23年3月25日 0時現在) 積算値、SPEEDI
放射能汚染地図(マップ)福島第一原発
TBS 原発ライブカメラ(携帯電話、スマートフォン用)
http://e-shomei.org/live/live.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1646204.jpg
一部データ欠損あり
放射性物質降下量(累積量)
リアルタイム放射線測定情報
http://housyasen.uh-oh.jp/
文部科学省・最新空間放射線量率一覧
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
空気中の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/
雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/
緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html
福島原発事故の解説(日本語訳あり)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
イギリス気象局
http://atmc.jp/england/
イギリス気象局直リンク
weatheronline
台湾気象局
http://atmc.jp/taiwan/
台湾気象局直リンク
台湾空氣品質與區域氣候研究室
オーストリア 国営気象局ZAMG
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
一応各国の予報
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
↓どうやら、中止になったようです。(5/17)
ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測(シミュレーション)
放射性物質拡散予測(シミュレーション)