ドイツ気象庁による福島第一原発からの放射能(放射性物質)拡散予測データが、最新のものに更新されています。(下の方にあります)
ご参考までに。
どうか、良いほうに、はずれますように。
でも、万一に備え、該当地域の方々、どうか万全の対策を。
今日は、こちらから;
クリスバズビー博士
「ホールボディカウンター(WBC)はほとんど役に立ちません。」
今日は、欧州放射線リスク委員会ECRRのクリスバズビー博士の日本人に知って貰いたい放射線のリスクと警告の動画です。
先日の訪日で講演された内容のほんの一部ですが、要点が短く語られていますので、大変分かりやすいと思います。
以下、文字起こししてみました。
ご参考までに。
原発の100km圏と千葉市内で車のエアフィルターを調べた所、相当量のセシウム134と137を確認しました。
他にも明らかに原子炉爆発からの放射性物質が多数見つかりました。
あるフィルターからはα線の痕跡を確認しました。
0.5mm以下のα線を発する危険な微粒子が見つかったのです。
フィルターを分析した結果、大気中のセシウムの濃度は、核実験が盛んに行われていた1960年代の最大値の約1000倍もありました。
ホールボディカウンター(WBC)はほとんど役に立ちません。
WBCが検知できるのはセシウムだけですが、セシウムは本質的な問題ではありません。
お金はもっと食品や大気中の放射能の測定に使われるべきです。
大気中や食品に放射能があれば、それは、人体に入ってくるからです。
人体の放射能は空気中よりもはるかに測定が困難です。
検体を機械に入れれば、食物の放射線量は分かりますが、人体の一部を切り取って機械に入れることは不可能です。
食品ならウランでもプルトニウムでもなんでも測定できます。
しかし、これらの危険な物質は人体内ではどれも測定できません。
ホールボディカウンター(WBC)には更に重大な問題があります。
WBCを受けた後、本当は問題があるのに、自分は被曝していないと誤解することです。
セシウムが検出されても、基準値以下だったとか飛行機に乗ったのと同じ程度などと言われ、WBCの結果だけで、安心してしまうことが問題です。
だからホールボディカウンター(WBC)は時間の無駄なのでやめるべきだと思います。
ホールボディカウンター(WBC)はほとんど役に立ちません。
お金はもっと食品や大気中の放射能の測定に使われるべきです。
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「原発」
今日も深刻な事態が続いている福島第一原発。
高濃度の放射性物質の大気放出と、汚染水の垂れ流しも相変わらず続いています。
今日も、いざと言う時の為に、「準備おさおさ怠り無く」!
各自、日々刻々、データの監視と、風向きチェックは必須のようです。
テレビでは、一切報道しませんから。しても、その時すでに遅く。。
(★もしかしたら、報道するかも。東電の広告費が削減されそうですから。金の切れ目が縁の切れ目かな。5/14)
★累積被曝量(内部+外部)も要チェック!
以下、ドイツ気象庁HP http://www.dwd.de/ より。
ドイツ気象局の放射性物質拡散予想図(7月27日0時UTC更新)の解説より
上図:日本時間7月29日(金曜)朝の相対濃度予想
29日はほぼ昨日の予想通りとなります。
西風がやや弱まり、北風が優勢となります。
それにより、福島原発から放出される放射性粒子は、同じく、主に東日本に飛散し、28日より、やや内陸よりとなり、また、南に拡大します。
岩手、秋田、福島、宮城、山形、新潟北部、群馬、栃木、埼玉、東京、神奈川、山梨、静岡東部、千葉あたりとなります。
何かあった場合の高濃度域は、福島の太平洋沿岸沿い地域から、北へ、宮城南部(仙台)あたりまでとなり、中濃度域も、同じく、福島から宮城、山形一帯となりそうです。
7月29日の放射能拡散予測
中図:日本時間7月30日(土曜)朝の相対濃度予想
30日は、やや南風が優勢となります。
飛散域は同じように、東日本が中心となりますが、更に北へと拡大します。
西から、静岡、埼玉、東京、栃木、茨城、福島、山形、宮城、岩手、新潟北部、秋田、青森、及び北海道の道南、道央、道北南部、道東南西部となります。
何かあった場合の高濃度域は、福島原発から北へ、福島の太平洋沿岸沿い地域から、宮城の太平洋沿岸沿い地域(仙台)あたりまでとなり、中濃度域も、同じように福島の太平洋沿岸沿い地域から、北へ、宮城南部一帯、及び山形東部あたりとなります。
7月30日の放射能拡散予測
6時間単位の変化図(下図をクリックして下さい)で福島第一発電所から出る放射性物質を含む大気の、高さ250mにおける3日間の拡散を示します。
7月27日〜7月30日までの放射能拡散シミュレーション
【重要な注意事項】漏洩物質の濃度はわかっていませんので、図示した区域は未知の濃度の漏洩源から相対的に分散・希釈した範囲としてのみ解釈して下さい。
各地の実際の放射線量はこの図からは算出できません。
★福島原発付近及び各地の詳細な気象データ、風向きに関しては、気象庁等のHPでご確認を。
---以下、放射能・原発関連リンク---
ふくいちライブカメラ(5月31日10:00より)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
JNN 福島第一原発ライブカメラ(Live)youtube
各地のガイガーカウンター・リアルタイム放射線測定一覧(ustream.tv)
福島第一原発周辺の風向きマップ
リアルタイムアメダス風向・風速マップ
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University
武田邦彦先生(中部大学)
今回の福島原発事故に関して、ほぼ毎日のように、わかりやすく情報を発信して下さっています。
ありがたいです。
京都大学原子炉実験所・小出裕章先生のデータ
3月15日東京を襲った「見えない雲」
放射能汚染地図(マップ)文部科学省
福島第1原子力発電所(特定条件 WSPEEDI)[平成23年3月25日(金曜日) (PDF:594KB)
ヨウ素131の表面沈着量(平成23年3月25日 0時現在) 積算値、SPEEDI
放射能汚染地図(マップ)福島第一原発
TBS 原発ライブカメラ(携帯電話、スマートフォン用)
http://e-shomei.org/live/live.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1646204.jpg
一部データ欠損あり
放射性物質降下量(累積量)
リアルタイム放射線測定情報
http://housyasen.uh-oh.jp/
文部科学省・最新空間放射線量率一覧
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
空気中の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/
雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/
緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html
福島原発事故の解説(日本語訳あり)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
イギリス気象局
http://atmc.jp/england/
イギリス気象局直リンク
weatheronline
台湾気象局
http://atmc.jp/taiwan/
台湾気象局直リンク
台湾空氣品質與區域氣候研究室
オーストリア 国営気象局ZAMG
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
一応各国の予報
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
↓どうやら、中止になったようです。(5/17)
ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測(シミュレーション)
放射性物質拡散予測(シミュレーション)