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2011年07月29日

国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦先生

国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦先生

すごい!
この先生、ほんもの!
よどみなく、力強く語りかけるこの話し方、内容、実際にやってきた人でなければ、分からない、真実を訴えている。

先日、2011年7月27日 (水) 、衆議院厚生労働委員会で、参考人として証言された、児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)先生のお話です。


一部、原発推進派の専門家や政治家の、頭で考えたこねくり回した理屈でものを言う話し方とは全く違い、聞き始めてすぐに引き込まれ、息も出来ないくらい、瞬きもせず、見てしまいました。
日本のために、何もしない政府、行政に、ほんとうに、心から、心底、怒っているのが、表情からもよく分かり、小出先生の冷静な語り口とはまた違った、感情を爆発させたお話ぶり、今、日本には、こんな人たちが必要なんだ!と思いました。

どうして、こんなすばらしい、日本のためを思い、日本のことをずっと考えている先生方が、このように才能溢れる専門家の先生方が、今必要とされている大舞台で活躍できないのか、なぜ、中央では、推進派の御用学者だけが重用されるのか、非常に、理不尽に思います。


下記のお話の場面では、私も怒りを覚えました。


「.....それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのではなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないことに私は満身の怒りを表明します。」

ちょうど、先日、クリスバズビー博士が同じようなことを言われていました。
「ホールボディカウンター(WBC)はほとんど役に立ちません。お金はもっと食品や大気中の放射能の測定に使われるべきです。」

今日の放射能拡散予測(7/29〜7/30)「日本人への警告」クリスバズビー博士


また、内部被曝問題に関して、専門家のお立場で、詳しくお話されています。
「......妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与えると、髪の毛に影響したり、貧血になったり、それから腸管上皮に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それ
はトロトラスト肝障害というところで、私ども肝臓医は、すごくよく知っております。」
と、同じ東大の御用学者を痛烈に批判。


次に、除染についてですが、これも、小出先生や武田先生がお話されていたことと同じです。

「.....南相馬市の除染に協力しておりますが、20キロ、30キロという分け方はぜんぜん意味が無くて、幼稚園ごとに測っていかないと全然ダメです。補償問題と線引の問題と、子どもの問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします。
それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と恒久的除染をはっきりわけていただきたい。緊急避難的除染をわれわれもかなりやっております。例えば図表にでています滑り台の下、ここは小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると毎回ここに濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まっていますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が出てきます。こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはなりません。
またコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが、そういうところは、高圧洗浄機を持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロシーベルトにまでなります。
だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。
それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、一か所だけを洗っても全体を下げることは非常に難しいです。」



そして、最後にまとめとして4点を提言されています。
(残念ながら4番目がお話されていません。聞きたいのですが)
ほんとうに、私も、思っていた通りの事で、胸がすっとしました。すばらしい!
もう、大拍手です。
是非とも、日本の未来を救うために、全力で、持てるもの全てを動員して、全国力をもって、為し遂げてもらいたと思いました。



「....私は4つのことを緊急に提案したいと思います。
第一に国策として、食品、土壌、水を、除染していく。日本がもっている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、半導体のイメージング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしていくという意味での最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の日本の科学技術でまったく可能です。

二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定してください。私の現在やっていることはすべて法律違反です。現在の障害防止法?では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められています。東大の27のいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ていません。

車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生に高線量のものを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべてのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置しているのは国会の責任であります。

全国の国立大学のアイソトープセンターには、ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子どもを守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。

第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術に、民間の力を結集して下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。
チヨダテクノとかアトックスというような放射線除去メーカー、竹中工務店などは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っています。
こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作って、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみの公共事業にならざるをえないという危惧を私は強くもっています。
国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって本当に除染をやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに国会は一体何をやっているのですか。

以上です。


2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響」参考人説明より
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)

下記、衆議院tv では、
7月27日の児玉先生の答弁がすべて見れます

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php



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「原発」


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