こんな報道発表&データがありました。
東京都による都内産家畜ふん堆肥の放射能検査(第4報)について
平成23年8月17日
産業労働局
福島第一原子力発電所の事故を受け、都は第4回目の都内産家畜ふん堆肥の検査を行いましたので、お知らせします。
(1) 検査実施機関
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター
(2) 検査対象品目
立川市、大島町で生産された牛ふん堆肥2検体
あきる野市、府中市、町田市、瑞穂町、大島町で生産された鶏ふん堆肥6検体
板橋区、千代田区、豊島区、目黒区、国立市、八王子市で生産された馬ふん堆肥6検体
青梅市、町田市、瑞穂町で生産された豚ふん堆肥6検体
都内産家畜ふん堆肥の放射能検査結果(第4報)
検出されている数字を書き出してみると、
牛ふん堆肥 大島町25
馬ふん堆肥 八王子市23
豚ふん堆肥 青梅市146 青梅市149
鶏ふん堆肥 府中市22 町田市19 あきる野市75
牛ふん堆肥から出るのは、今までのセシウム牛の検査結果や報道から当然と思いますが、馬、豚、鶏からも出ています。
豚、鶏は、「やっぱり!」ですね。
セシウムに汚染されているのは、牛だけのはずがないと思ってましたから。
しかも、数値的には、豚、鶏の数値が牛よりも高くなっています!
これは、何を意味するのでしょうか?
どんな餌を食べたのでしょうか?
食べているのでしょうか?
豚は色んな汚染野菜を食べさせられているような気がしますが、鶏は輸入飼料が多いと聞いていたのに。。。
この発表と同時にもっと詳細な餌、飼育状況もあわせて知らせて欲しかった。それが分かれば、他の地域でのセシウム汚染を避けるための飼育の参考になるのに。
なんだから、片手落ちの資料ですね。残念です。
ただ、数値的には、いずれも暫定許容値以下なので、このまま流通してますね、
全国に。
また、このデータは、避難地域でもない東京都です。
しかも、調べたのは、ごくごくわずかの検体数。
東京さえ、出ています。
ましてや、高濃度汚染地域の福島、茨城、宮城などは、どうでしょうか。
豚、鶏本体の検査さえしていませんよね。
検査したらどのくらいの数値が出るのでしょうか?
大きな数字が出たら、セシウム牛の比ではないでしょう。
牛のように追跡システム(トレーサビリティ)もないし、生産数も桁違いに多いし、また、当然、その加工品もこれまた桁違いに多いし。
問題が大きくなりすぎて恐ろしくて、検査できないのかな?
いずれにしろ、今は、そのまま流通中ですね。
自己防衛、自己防衛。
自分の身は自分で守りましょう。
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チェルノブイリ・放射能と栄養
を翻訳した白石久仁雄氏
元放射線医学総合研究所内部被ばく評価室長
チェルノブイリで食物に対する影響について調査した。
調理の仕方によって、放射性物質を何割か除去することが可能。
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「原発」
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★★スイス気象局の拡散予測では、この週末は、北風により、放射性粒子が、関東、東海へと飛散しそうです。★★
今日の放射能拡散予測(8/19〜8/21)スイス気象局
下記ページの一番上の動画が、放射性物質(放射性粒子)拡散予測シミュレーションです。
日本時間8月19日(金曜)午前0:00〜8月21日(日曜)午前8:00までの1時間毎の拡散予測シミュレーションです。
同シミュレーション動画中、JSTは日本時間で、Fukushimaと書かれているところが、福島第一原発の位置です。
また、予測は、10m, 500m,1500mと3段階の高度別の予測になっています。
ドイツは、250mでしたので、500mが近いかな?
また、下記もドイツと同じです。ご注意を。
【重要な注意事項】漏洩物質の濃度はわかっていませんので、図示した区域は未知の濃度の漏洩源から相対的に分散・希釈した範囲としてのみ解釈して下さい。
各地の実際の放射線量はこの図からは算出できません。
★福島原発付近及び各地の詳細な気象データ、風向きに関しては、気象庁等のHPでご確認を。
今日の放射能拡散予測(8/19〜8/21)スイス気象局
---以下、放射能・原発関連リンク---
Yahoo! JAPAN「放射線情報(ベータ版)」(8/9追加)
http://radiation.yahoo.co.jp/
ふくいちライブカメラ(5月31日10:00より)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
JNN 福島第一原発ライブカメラ(Live)youtube
各地のガイガーカウンター・リアルタイム放射線測定一覧(ustream.tv)
福島第一原発周辺の風向きマップ
リアルタイムアメダス風向・風速マップ
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University
武田邦彦先生(中部大学)
今回の福島原発事故に関して、ほぼ毎日のように、わかりやすく情報を発信して下さっています。
ありがたいです。
京都大学原子炉実験所・小出裕章先生のデータ
3月15日東京を襲った「見えない雲」
放射能汚染地図(マップ)文部科学省
福島第1原子力発電所(特定条件 WSPEEDI)[平成23年3月25日(金曜日) (PDF:594KB)
ヨウ素131の表面沈着量(平成23年3月25日 0時現在) 積算値、SPEEDI
放射能汚染地図(マップ)福島第一原発
TBS 原発ライブカメラ(携帯電話、スマートフォン用)
http://e-shomei.org/live/live.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1646204.jpg
一部データ欠損あり
放射性物質降下量(累積量)
リアルタイム放射線測定情報
http://housyasen.uh-oh.jp/
文部科学省・最新空間放射線量率一覧
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
空気中の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/
雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/
緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html
福島原発事故の解説(日本語訳あり)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
イギリス気象局
http://atmc.jp/england/
イギリス気象局直リンク
weatheronline
台湾気象局
http://atmc.jp/taiwan/
台湾気象局直リンク
台湾空氣品質與區域氣候研究室
オーストリア 国営気象局ZAMG
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
一応各国の予報
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
↓どうやら、中止になったようです。(5/17)
ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測(シミュレーション)
放射性物質拡散予測(シミュレーション)