1号機から4号機は、爆発後、当然、ずっと心配しながら見てきましたが、5号機、6号機は、爆発事故当時、原子炉は停止中で、発表でも別に大したことはなさそうだったので、大丈夫だろうと、勝手に判断していましたが、昨日の岩上さんの佐久間さんへのインタビューの中で、「5、6号機で臨界が起きているのでは?」という言葉が気になっていました。
福島県民、衝撃の爆弾発言!21歳原発労働者の死・今日の放射能拡散予測(10/23〜10/25)スイス気象局
そこへ、昨日の夕方の東電の記者会見で、
「5号機、6号機の放水口北側(5、6号機放水口から北側に約30km地点)の放射性物質セシウムの濃度が上がった。
Cs134が78Bq/L、Cs137が110Bq/Lになった」との発表。
詳細は以下を参考に。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11102303-j.html
福島第一原子力発電所付近における海水中の放射性物質の核種分析の結果について(第二百五報)
平成23年10月23日
東京電力株式会社
Cs134 78 Cs137 110 日付10/23
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111023e.pdf
急に増加したとのこと。
そこで気になって、比較のために、東電HPから、過去のデータをランダムに拾ってみました。
(単位:Bq/L)
Cs134 ND Cs137 ND 日付10/22
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111022f.pdf
Cs134 6.3 Cs137 ND 日付10/21
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111021g.pdf
Cs134 ND Cs137 ND 日付10/15
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111015f.pdf
Cs134 ND Cs137 ND 日付10/10
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111010e.pdf
Cs134 13 Cs137 10 日付10/1
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111001e.pdf
Cs134 11 Cs137 11 日付9/30
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110930h.pdf
Cs134 6.3 Cs137 ND 日付9/29
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110929i.pdf
Cs134 ND Cs137 ND 日付9/26
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110926j.pdf
Cs134 6.2 Cs137 ND 日付9/24
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110924j.pdf
Cs134 ND Cs137 ND 日付9/17
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110917e.pdf
ざっと見ると、一ヶ月前までは、最大でも、Cs134 13 Cs137 11 ですが、昨日の数値は、桁違いに大きく、過去最大の約10倍になっています。
一気に10倍。大変、気になります。
今後の数値の変化を注意して見ていく必要がありそうです。
ただ、プラントパラメータは、特段おかしなことはないようです。
いずれも、大本営発表ですので、信頼性の点で、不安があり、真実が分かりかねますが、これ以上何事もないように祈るのみです。
「原発・放射能」関連全記事は、左下記事カテゴリーからどうぞ。
「原発」
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今日の放射能拡散予測(10/24〜10/26)スイス気象局
★★福島第一原発由来の放射性物質(粒子)は、今日10/24(月曜)から、あさって10/26(水曜)までは、主に、東北地方、関東地方へ飛散しそうです。
★★飛散予想地域で、外出予定の方は、チリ埃の舞い上がりが気になるほどの風ならば、マスクをした方がいいと思います。気をつけて。
下記ページの一番上の動画が、放射性物質(放射性粒子)拡散予測シミュレーションです。
日本時間10月24日(月曜)12:00〜10月26日(水曜)20:00までの1時間毎の拡散予測シミュレーションです。
同シミュレーション動画中、JSTは日本時間で、Fukushimaと書かれているところが、福島第一原発の位置です。
また、予測は、10m, 500m,1500mと3段階の高度別の予測になっています。
ドイツは、250mでしたので、500mが近いかな?
また、下記もドイツと同じです。ご注意を。
【重要な注意事項】漏洩物質の濃度はわかっていませんので、図示した区域は未知の濃度の漏洩源から相対的に分散・希釈した範囲としてのみ解釈して下さい。
各地の実際の放射線量はこの図からは算出できません。
★福島原発付近及び各地の詳細な気象データ、風向きに関しては、気象庁等のHPでご確認を。
今日の放射能拡散予測(10/24〜10/26)スイス気象局
---以下、放射能・原発関連リンク---
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-430.html
早川汚染マップ 汚染ルートとタイミング(改訂)9/30 (10/1追加)
放射線モニタリング情報 文部科学省
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/ (10/1追加)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-418.html
早川汚染マップ第4版(9/11追加)
W SPEEDIによる汚染MAP
北は秋田、岩手、西は新潟、長野、静岡までが汚染されています。
福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -
平成23年9月6日
(独)日本原子力研究開発機構 (9/10追加)
Yahoo! JAPAN「放射線情報(ベータ版)」(8/9追加)
http://radiation.yahoo.co.jp/
ふくいちライブカメラ(5月31日10:00より)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
JNN 福島第一原発ライブカメラ(Live)youtube
各地のガイガーカウンター・リアルタイム放射線測定一覧(ustream.tv)
福島第一原発周辺の風向きマップ
リアルタイムアメダス風向・風速マップ
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University
武田邦彦先生(中部大学)
今回の福島原発事故に関して、ほぼ毎日のように、わかりやすく情報を発信して下さっています。
ありがたいです。
京都大学原子炉実験所・小出裕章先生のデータ
3月15日東京を襲った「見えない雲」
放射能汚染地図(マップ)文部科学省
福島第1原子力発電所(特定条件 WSPEEDI)[平成23年3月25日(金曜日) (PDF:594KB)
ヨウ素131の表面沈着量(平成23年3月25日 0時現在) 積算値、SPEEDI
放射能汚染地図(マップ)福島第一原発
TBS 原発ライブカメラ(携帯電話、スマートフォン用)
http://e-shomei.org/live/live.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1646204.jpg
一部データ欠損あり
放射性物質降下量(累積量)
リアルタイム放射線測定情報
http://housyasen.uh-oh.jp/
文部科学省・最新空間放射線量率一覧
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
空気中の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/
雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/
緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html
福島原発事故の解説(日本語訳あり)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
イギリス気象局
http://atmc.jp/england/
イギリス気象局直リンク
weatheronline
台湾気象局
http://atmc.jp/taiwan/
台湾気象局直リンク
台湾空氣品質與區域氣候研究室
オーストリア 国営気象局ZAMG
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
一応各国の予報
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
↓どうやら、中止になったようです。(5/17)
ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測(シミュレーション)
放射性物質拡散予測(シミュレーション)