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2011年12月23日

がれき焼却には、放射能捕捉フィルターを!・今日の放射能拡散予測(12/22〜12/24)スイス気象局

がれき焼却には、放射能捕捉フィルターを!・今日の放射能拡散予測(12/22〜12/24)スイス気象局

今日は、いつ聞いてもぶれない、京都大学原子炉実験所の小出裕章先生のお話です。

中長期の工程表と冷温停止状態宣言、そして、汚染瓦礫(ガレキ)及び焼却灰についてです。

工程表と冷温停止状態に関しては、今までお話になっていた通りですが、気になるのは、やはり、4号機の使用済み燃料プールのことです。

4号機の使用済み燃料プールは、「いつ崩落してもおかしくない。崩落したら、おしまい」だそうです。
これは、ガンダーセン先生と同じお考えです。
福島第一原発は、まだ、まだ気が抜けません。


それから、今とても心配な「放射能で汚染されたガレキ」に関するお話です。
小出先生は、「まずは、早急に福島に汚染ガレキ焼却専用の焼却施設を作るべき。
それでも、間に合わないだろうから、各自治体が引き受けざるを得ないだろうが、但し、その際は、現在の焼却施設に、放射能捕捉フィルターを取り付けるべき。
また、焼却灰は、埋めてはいけない。そのまま東電に返却し、水棺用または、遮水壁用のコンクリートの原料にしたらいい」とのことでした。

やはり、小出先生のお話は、分かりやすく、納得できます。


以下、簡単に文字起こししました。
ご参考までに。


●中長期の工程表(ロードマップ)について

水野:40年後までに廃炉を完了するのは、今の技術では無理?

小出:分かりません。意味のないこと。方法が分からない段階で、工程表は作りようがないのに、ただただひやすら、事故収束の宣伝用に使いたいのかなと思った。
全く、ばかげていると思います。事故は、私が生きている間には、終らない。
視聴者の方も、かなりの方が亡くなっても終らない、それだけの時間がかかる。
それだけは、確実。

水野:10年以内に、溶けてしまいどこへ行ったかも分からない燃料棒を取り出す作業を始めるとあるが、誰がどうやって?

小出:溶けた燃料がどこにあるかも分からない。
何年かかけて少しずつ調べことしか出来ない。出来るかどうかもわからない。
人類がこんな事に直面するとは、思わなかったことが今起きている。
どうしたらいいか、どうやればいいか、分からない。
一つ一つ出来ることを積み重ねて、技術開発をしながらやっていくしかない。
10年なのか、20年なのか、30年なのか、今の段階で分かる道理もないわけで、そんなことに、工程表を作る事自身がばかげています。

水野:政府と東京電力は、水棺をあきらめていないようだが。

小出:それが出来なければ、溶けてしまった燃料を取り出すことが出来ないのです。

水野:でも水棺は無理だと、小出先生は、早くからおっしゃっていたのでは?

小出:はい。無理だと言いましたし、実際出来なかった。

水野:ところが、2015年度末頃から、格納容器の下の部分を補修して水棺にもっていきたいという話らしい。

小出:出来ればいいと思います。

水野:とうことは、格納容器の下の方に穴があいているとうことですね?

小出:穴が開いている可能性が高いと思いますし、これまでに開いてしまっている部分もあるのです。
そういう部分をどうやって直すのか。大変な被爆作業になってしまう。
たぶん人間は近づけないから、ロボットを開発したいということでしょうけれど、そんなロボットで壊れたところを補修出来るかどうかさえわからない。


●冷温停止状態について

水野:冷温停止状態とは?

小出:冷温停止は出来ないとずっと言ってきた。政府も東京電力もそのことを十分に知っている。それでも彼らは、事故を収束に向かわせていると言いたいために、冷温停止という言葉を引っ込める事が出来ないので、仕方なく「状態」という言葉を付け加えて、冷温停止状態と言ってる。話にならない人たちと思う。

水野:野田総理は事故そのものの収束を宣言した。
放射性物質は、今はもう、漏れていない、止まっていると思っている方が多いようだが。

小出:もちろん、今でも漏れている。但し、3月11日から10日ほどの間に大量に出てしまった時期に比べれば、ずいぶん少なくなっているのは、本当。
但し、いまだに、溶けてしまった燃料がどこにあるかも分かりませんし、例えば、4号機の使用済み燃料プールはいつ崩落しても不思議でない、崩落したら、もうおしまい、そういう綱渡りの状態が今なわけです。
収束には程遠い。

近藤:核のゴミ、100万年かかるという話だったが。今回のケースにあたはめると、どうなるのか?

小出:溶け落ちた燃料はどこにあるにか分からない、それを取り出してなんとか格納したいと言っているが、それが出来るかどうかわかりませんし、そのゴミというのが、もともと地下に眠っていたウランの毒性まで減るのに100万年かかる。
ウランはそのもの自身が放射能なので危険ですが、そのウラン鉱石の持っている危険まで減るのに、100万年、そういう隔離が必要。
取り出すにしても、石棺で封じ込めるにしても、それだけが必要。

近藤:我々の時間感覚から説明つかないですね。

小出:もちろんです。一人一人の時間感覚では説明がつかないし、人類の時間感覚でも説明がつかない。



●放射能汚染された被災地のがれきの処理について

水野:放射能汚染された被災地のがれきの処理について伺いたい。
大阪の橋下市長が、ガレキを受け入れることについて、安全面での規準がしっかり作られたら受け入れる、また海へ埋め立てると細野大臣に言ったが、大臣は、今の安全基準は、陸での規準なので、もう一度確認するということだが。
海と陸の埋め立ての意味の違いは?

小出:どちらも大差ない。埋めてはいけない。
もともと、放射性物質を産業廃棄物処分場に埋め立てる事自体がいけないことだった。
ただ、どうしようもなくなって、国の方では、それぞれの自治体で勝手に燃やして、勝手に埋めろと言っているがどっちも正しくない。
今現在の各自治体で持っている焼却施設で燃やすと、放射性物質が、空気中に飛散してくる可能性が強い。埋めてしまえば、もう取り返しがつかない。埋めてはいけません。
基本的に今の日本の国の指示にすべて反対。
但し、膨大にすでに存在してしまっている震災がれきをこのまま放置する事は出来ない。
私が何よりも望んでいる事は、子供たちを被爆から守るということ。
大阪の子供たちも、各地の子供たちも、福島の子供たちも守りたい。
このまま瓦礫を放置してしまえば、福島の子供たちに、被爆が集中する。
すばやく行動を取らなければならない。
一番大切な事は、福島に専用の焼却施設を早急に作ってそこで焼くということ。
ただ、それだけでは、とうてい間に合わないので、各自治体も引き受けるべき。
但し、現在の焼却施設に、きちんと排気系統に放射能を捕捉出来る様な、フィルター等を取り付ける必要がある。
その上で焼くことは受け入れざるを得ないと思う。
そして、出てくる焼却灰は各自治体で埋めてはいけない。
それはもともと東京電力の所有物。ですから、東京電力にお返しするのが筋。
これから、福島第一原発の事故収束のために、石棺をつくったり、地下に遮水壁を作ったりするのに、膨大なコンクリートが必要になるので、その原料に使って、福島第一原子力発電所に持ち帰るのがいいと思います。


20111221 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章




以下関連ニュース記事&資料;

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111221/t10014812331000.html
最長40年で廃炉 新工程表発表
12月21日 17時36分
福島第一原子力発電所の廃炉を進めるための政府と東京電力の合同の会議が21日に発足し、メルトダウンによって溶け落ちた燃料を回収したうえで、原子炉を解体する作業を最長で40年かけて目指すとした新たな工程表を発表しました。
この合同会議は、政府が今月16日、事故収束に向けた工程表の「ステップ2」の達成を宣言したことから、21日に初会合が開かれ、枝野経済産業大臣と細野原発事故担当大臣、それに東京電力の西澤社長が出席し、福島第一原発の1号機から4号機の廃炉に向けた工程表と実施していく体制を正式に決めました。新たな工程表では、使用済み燃料プールにある核燃料は2年以内にまず4号機で取り出し始めます。またメルトダウンを起こした1号機から3号機の核燃料は、格納容器を修理してから中を水で満たし、25年後までに回収するとしています。そのうえで、原子炉や建物の解体を進めて廃炉のすべての作業を、最長で40年かけて終えることを目指しています。政府と東京電力は、作業の管理や調整を行う「運営会議」と、遠隔操作のロボットなどの開発を進める「研究開発推進本部」を新たに設けますが、原子炉と格納容器から溶けた燃料を回収する作業は世界でも例がなく、計画どおりにできるのかは不透明です。細野原発事故担当大臣は「新たな工程表では、最長で40年という期間を見込んでいるが、必要な研究開発を前倒しして、可能なかぎり早く、廃炉作業を終えたい」と話しています。
国と東京電力がまとめた廃炉の工程表について、東京電力の相澤善吾原子力立地・本部長は「原子炉から溶け落ちた燃料の取り出しは、本当に難しいと思う。また、そこに至るまでに難しいのは、格納容器から漏れている水を止める作業だと思う。高い放射線量の中で水が漏れている場所を見つけて止水しないといけない。またそのあとの燃料の取り出しも、ロボットがなくては実現できず、取り出し方についても今後の技術開発に大きく左右される」という見解を示しました。


東京電力(株)福島第一原子力発電所1〜4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ
平成23年12月21日
原子力災害対策本部
政府・東京電力中長期対策会議




事故収束宣言「冷温停止状態」達成・今日の放射能拡散予測(12/16〜12/18)スイス気象局


「収束宣言」92%が妥当じゃない・今日の放射能拡散予測(12/17〜12/19)スイス気象局



今日の放射能拡散予測(6/15〜6/16)続く爆発、破壊が進行中...3、4号機
ガンダーセン「福島原発事故はわれわれが考えるよりはるかに危険」
「今私が心配しているのは大きな余震が起きて4号機が倒れること。
もしそうなったら、日本の友人の皆さん、逃げなさい。
そんな事態になったらこれまでの科学はいっさい通用しません。
核燃料が地面に落ちて放射能を出している状態など、誰も分析したことはないのです。」



http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111221-OYT1T00517.htm
大阪市の橋下徹市長は21日午前、野田内閣の閣僚らと相次いで会談した。
細野環境相とは、東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて協議。橋下市長は、大阪で安全性に関する独自基準をまとめていることを紹介し、「基準さえしっかりすれば、がれきの受け入れはしっかりする」と表明した。
(2011年12月21日12時07分 読売新聞)


http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_koiki_mat20111206.pdf
災害廃棄物の広域処理 環境省 平成23年12月6日




「原発・放射能」関連全記事は、左下記事カテゴリーからどうぞ。

「原発」


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今日の放射能拡散予測(12/22〜12/24)スイス気象局


★★福島第一原発由来の放射性物質(粒子)は、今日12/23(金曜)から明日12/24(土曜)早朝までは、主に、北海道地方へ飛散しそうです。


★★飛散予想地域で、外出予定の方は、チリ埃の舞い上がりが気になるほどの風ならば、マスクをした方がいいと思います。気をつけて。


下記ページの一番上の動画が、放射性物質(放射性粒子)拡散予測シミュレーションです。
日本時間12/23(金曜)午前3:00〜12/24(土曜)午前8:00までの1時間毎の拡散予測シミュレーションです。

同シミュレーション動画中、JSTは日本時間で、Fukushimaと書かれているところが、福島第一原発の位置です。
また、予測は、10m, 500m,1500mと3段階の高度別の予測になっています。
ドイツは、250mでしたので、500mが近いかな?

また、下記もドイツと同じです。ご注意を。
【重要な注意事項】漏洩物質の濃度はわかっていませんので、図示した区域は未知の濃度の漏洩源から相対的に分散・希釈した範囲としてのみ解釈して下さい。
各地の実際の放射線量はこの図からは算出できません。

★福島原発付近及び各地の詳細な気象データ、風向きに関しては、気象庁等のHPでご確認を。


今日の放射能拡散予測(12/22〜12/24)スイス気象局


日本語バージョン・今日の放射能拡散予測(12/22〜12/24)スイス気象局




---以下、放射能・原発関連リンク---

早川汚染マップ (12/10追加)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-450.html

改訂版2011年12月9日(初版4月15日)「フクシマとチェルノブイリの比較(改訂版)」


http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-445.html
五訂版2011年12月9日福島第一原発から漏れた放射能の広がり


http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-430.html
早川汚染マップ 汚染ルートとタイミング(改訂)9/30 (10/1追加)

放射線モニタリング情報 文部科学省
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/ (10/1追加)

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-418.html
早川汚染マップ第4版(9/11追加)

W SPEEDIによる汚染MAP

北は秋田、岩手、西は新潟、長野、静岡までが汚染されています。

福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -
平成23年9月6日
(独)日本原子力研究開発機構
  (9/10追加)


Yahoo! JAPAN「放射線情報(ベータ版)」(8/9追加)
http://radiation.yahoo.co.jp/


ふくいちライブカメラ(5月31日10:00より)  
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html


JNN 福島第一原発ライブカメラ(Live)youtube


各地のガイガーカウンター・リアルタイム放射線測定一覧(ustream.tv)


福島第一原発周辺の風向きマップ


リアルタイムアメダス風向・風速マップ


福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University



武田邦彦先生(中部大学)
今回の福島原発事故に関して、ほぼ毎日のように、わかりやすく情報を発信して下さっています。
ありがたいです。


京都大学原子炉実験所・小出裕章先生のデータ
3月15日東京を襲った「見えない雲」


放射能汚染地図(マップ)文部科学省

福島第1原子力発電所(特定条件 WSPEEDI)[平成23年3月25日(金曜日) (PDF:594KB)
ヨウ素131の表面沈着量(平成23年3月25日 0時現在) 積算値、SPEEDI



放射能汚染地図(マップ)福島第一原発


TBS 原発ライブカメラ(携帯電話、スマートフォン用)
http://e-shomei.org/live/live.jpg

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1646204.jpg


一部データ欠損あり
放射性物質降下量(累積量)

リアルタイム放射線測定情報
http://housyasen.uh-oh.jp/

文部科学省・最新空間放射線量率一覧
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php

空気中の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/

水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/

雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/


緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html

福島原発事故の解説(日本語訳あり)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

イギリス気象局
http://atmc.jp/england/

イギリス気象局直リンク
weatheronline


台湾気象局
http://atmc.jp/taiwan/

台湾気象局直リンク
台湾空氣品質與區域氣候研究室


オーストリア 国営気象局ZAMG
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG


一応各国の予報
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG


↓どうやら、中止になったようです。(5/17)
ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測(シミュレーション)

放射性物質拡散予測(シミュレーション)





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