これが日本か。
本当に日本で起きた現実なのか、
事故から、一年経とうとしている今もまだ信じられない、
否、信じたくない現実。
こうして映像を突きつけられ、
改めて、当事者の話を聞くと、
辛い。。。。
無念。。。。
残念。。。。
くやしい。。。
そして、
怒り。
何とかできなかったのか。
もっと、どうにかできなかったのか。
そんな思いで、胸がつぶれそうになります。
これが、突発的な事態が起きた時の国の指導者たちの能力の限界か。
浪江町に避難指示はなく、テレビのニュースで初めて知ったという浪江町町長。
本来原発事故が起きた時に司令塔となるはずのオフサイトセンターは機能せず。
原発から4キロの双葉厚生病院の混乱。
事前にどこからも何も知らされず、ただバスが来た、防護服の警官が来た、どこへ行くかも知らされず、ベントするから避難しろと言われて患者をかかえて逃げまどう。
その最中に、医師、看護師も患者とともに被爆。
第一陣として、避難した患者たちは、更に最悪。
いったん、原発から北西の高齢者施設へ移動、その後、原発から北の保健所へ。
今度は、更に、160キロもの長距離を6時間かけて原発から南のいわき光洋高校へ移動。
なんと無計画な、なんと杜撰な。誰がこんなむちゃくちゃな避難指示を出したのか。
普通の人さえ疲れきってしまうだろうに、ましてや、病気で弱った患者の体には過酷すぎる。
そして、大事な命が次々に失われていった。。。。
1号機の爆発、そして3号機、4号機の爆発、2号機の格納容器の損傷、ここに至っても、浪江町には国から一切の連絡がなかったという。
そして、あのSPEEDI情報の隠蔽。
逃げた先に、放射性物質が追いかけてきた。
子供たち、若い人も含め避難住民は、何も知らされず、そのためマスクもせず外で過ごしてしまい、最悪の外部被爆をしてしまった。
国の機能麻痺により、必要で、的確な情報が一切届かなかったために、被爆しなくても済んだかもしれない、あるいは、被爆したとしても、軽い被爆ですんだかもしれないのに、多くの人たちが、無用の被爆をしてしまった。
悲惨すぎる。
原発事故さえなければ。。
原発さえなければ。。。
20120303 原発事故 100時間の記録 NHKスペシャル
事故というものは、すべて想定外で起きるもの。
だから、事故。
事前の計画通り、想定通りには、事故は起こってくれない。
なのに、まだ、この期に及んでも、これだけ想定すれば大丈夫、安全だろう等と嘯き、福島の悲劇をあざ笑うかのように、原発再稼動を画策する政治家、保安院、官僚、原発推進派の人たち。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120304k0000m010085000c.html
野田首相:原発再稼働、地元自治体を説得へ
野田佳彦首相は3日、海外メディアのインタビューに応じた。停止中の原発について「政治判断して、稼働をお願いせねばならない時は、政府を挙げて自治体の理解を得るべく全力を尽くす」と強調。安全と認めた原発の再稼働に向け、地元自治体の説得に乗り出す考えを表明した。
http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2012/03/240301-2.html
九州電力株式会社玄海原子力発電所第4号機の試験使用承認について
2012年3月1日原子力安全・保安院
平成24年2月15日に九州電力株式会社から電気事業法施行規則第70条第1号の規定に基づく玄海原子力発電所第4号機の原子炉本体の試験使用承認申請があり、本件について審査した結果、平成24年3月1日付けで承認しました。
[問い合わせ先]
原子力安全・保安院
原子力発電検査課 電話(03)3501-9547(直通)
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120304/news20120304299.html
伊方3号機「妥当」 保安院が耐性評価判断へ
四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働の前提となるストレステスト(耐性評価)の1次評価について、経済産業省原子力安全・保安院は3日までに、同電力が提出した評価結果を妥当と判断する方針を固めた。
福島の人たちがこれだけひどい目にあっているのに、まだ懲りないのか。
福島の人たちの悲痛な叫びが聞こえないのか。
自分自身が大量被爆をし、住み慣れた我が家へ二度と帰れなくなり、また愛するわが子や孫たちが同じく悲惨な目に遭わないと目が覚めないのか。
怒!!!
久々に、怒りがおさまりません。
人の痛みや苦しみが分からない人たちに、万一の事があれば甚大な亡国の危機すら招きかねない原発というものを任せることは、恐ろしすぎる。
「原発・放射能」関連全記事は、左下記事カテゴリーからどうぞ。
「原発」
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今日の放射能拡散予測(3/4〜3/6)スイス気象局
★★福島第一原発由来の放射性物質(粒子)は、今日3/5(月曜)から明日3/6(火曜)午前中は、関東から、東北、北海道地方まで、主に東日本を中心に広く飛散しそうです。
★★外出予定の方は、チリ埃の舞い上がりが気になるほどの風ならば、マスクをした方がいいと思います。気をつけて。
★★雨や雪、降り始めに注意。濡れないように。
下記ページの一番上の動画が、放射性物質(放射性粒子)拡散予測シミュレーションです。
日本時間3/4(日曜)午前3:00〜3/6(火曜)午前8:00までの1時間毎の拡散予測シミュレーションです。
同シミュレーション動画中、JSTは日本時間で、Fukushimaと書かれているところが、福島第一原発の位置です。
また、予測は、10m, 500m,1500mと3段階の高度別の予測になっています。
ドイツは、250mでしたので、500mが近いかな?
また、下記もドイツと同じです。ご注意を。
【重要な注意事項】漏洩物質の濃度はわかっていませんので、図示した区域は未知の濃度の漏洩源から相対的に分散・希釈した範囲としてのみ解釈して下さい。
各地の実際の放射線量はこの図からは算出できません。
★福島原発付近及び各地の詳細な気象データ、風向きに関しては、気象庁等のHPでご確認を。
今日の放射能拡散予測(3/4〜3/6)スイス気象局
日本語バージョン・今日の放射能拡散予測(3/4〜3/6)スイス気象局
---以下、放射能・原発関連リンク---
早川汚染マップ (12/10追加)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-450.html
改訂版2011年12月9日(初版4月15日)「フクシマとチェルノブイリの比較(改訂版)」
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-445.html
五訂版2011年12月9日福島第一原発から漏れた放射能の広がり
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-430.html
早川汚染マップ 汚染ルートとタイミング(改訂)9/30 (10/1追加)
放射線モニタリング情報 文部科学省
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/ (10/1追加)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-418.html
早川汚染マップ第4版(9/11追加)
W SPEEDIによる汚染MAP
北は秋田、岩手、西は新潟、長野、静岡までが汚染されています。
福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -
平成23年9月6日
(独)日本原子力研究開発機構 (9/10追加)
Yahoo! JAPAN「放射線情報(ベータ版)」(8/9追加)
http://radiation.yahoo.co.jp/
ふくいちライブカメラ(5月31日10:00より)
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
JNN 福島第一原発ライブカメラ(Live)youtube
各地のガイガーカウンター・リアルタイム放射線測定一覧(ustream.tv)
福島第一原発周辺の風向きマップ
リアルタイムアメダス風向・風速マップ
福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University
武田邦彦先生(中部大学)
今回の福島原発事故に関して、ほぼ毎日のように、わかりやすく情報を発信して下さっています。
ありがたいです。
京都大学原子炉実験所・小出裕章先生のデータ
3月15日東京を襲った「見えない雲」
放射能汚染地図(マップ)文部科学省
福島第1原子力発電所(特定条件 WSPEEDI)[平成23年3月25日(金曜日) (PDF:594KB)
ヨウ素131の表面沈着量(平成23年3月25日 0時現在) 積算値、SPEEDI
放射能汚染地図(マップ)福島第一原発
TBS 原発ライブカメラ(携帯電話、スマートフォン用)
http://e-shomei.org/live/live.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1646204.jpg
一部データ欠損あり
放射性物質降下量(累積量)
リアルタイム放射線測定情報
http://housyasen.uh-oh.jp/
文部科学省・最新空間放射線量率一覧
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
空気中の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/
雨の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/ame/
緊急被ばく医療ポケットブック
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/index.html
福島原発事故の解説(日本語訳あり)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
イギリス気象局
http://atmc.jp/england/
イギリス気象局直リンク
weatheronline
台湾気象局
http://atmc.jp/taiwan/
台湾気象局直リンク
台湾空氣品質與區域氣候研究室
オーストリア 国営気象局ZAMG
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
一応各国の予報
http://atom.yaruoch.com/forcasts/index/ZAMG
↓どうやら、中止になったようです。(5/17)
ノルウェー気象研究所による放射性物質拡散予測(シミュレーション)
放射性物質拡散予測(シミュレーション)